Greek hospitality、欧州インプラント学会ツアーで千葉の認定医が感じたこと

Greek hospitality 欧州インプラント学会ツアーで千葉の認定医が感じたこと。

ヨーロッパの人工歯根学会でアテネに行ったときのことである。

帰りはオーストラリア空港(OS)利用でウィーン経由で帰国する予定であったが、
早朝5時半に空港に行ってみるとアテネ・ウィーンのフライトは欠航。

そこでチケット変更の手続きをするわけだが
長蛇の列に並んだ挙句、私ひとりで手続きに30分近くかかった。

結局コンピュータを使って発券できず、
なんと手書きの複写式航空券を手にする。

フライトはトルコ空港(TK)、イスタンブール経由だ。

まあオーストラリア空港はあまり評判よくないし、
考えてみれば、アテネから西のウィーン経由して帰ることは遠回りなのだ。

ちなみに隣の列に並んでいたカップルは
ウィーン経由でニューヨークに行く予定が、
欠航のあおりで、ロンドン、フィラデルフィア経由に変更とのことだったが、
ずっと笑顔だった。

すばらしい!!

その後、チェックインしようとするが、
眉間に皺を寄せて不機嫌そうな係員が何と出発の2時間前でないと
受付ないと言う。

おいおい、普通国際線は3時間前には受け付けてくれるし、
それにこちらはStar alliance GOLD member だぜ!?

そもそも本来ならとっくにチェックインして
朝食を済ませているはずなのに、
予定外の欠航になったおかげで
時間を無駄にしてるんだぜ。

Greek hospitalityというのは、どこへ行ったんだい!?

ギリシャは当時経済破綻の危機、公務員の給与カット、
年金のカットに起因する国土全体でストライキという状況であった。

しかし、ストライキのように大勢の人に迷惑を掛けるマイナスの方法で
問題を解決しようという根性自体が腐っているし、
民間の空港職員までもが、こんな官僚的体質でお客様に接しているようでは
この国の未来は明るくないであろう。

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